「ジャパン・コットン・マーク」で高品質の国産綿素材の需要振興を

  

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 日本紡績協会は、日本製綿素材のイメージ・アップを図り、実需に結びつけるため、「ジャパン・コットン・マーク」を新設。日本国内で製造する高品質の綿素材を使用した製品に同マークを添付することを決めた。
 このマークは、一般財団法人日本綿業振興会が商標登録している「コットン・マーク」を利用して新しくデザインされ、添付商品が国産素材であり、高品質かつ高感性であることを消費者にアピールし、さらなる需要振興を図ることを目的としてつくられている。
 対象は、日本紡績協会会員が日本国内で製造した素材(原糸・生地)を使用した二次製品、手芸用加工糸ならびに家庭縫製用生地で、同会会員が国内で製造する原糸を100%使用したものに添付する綿100%用の「ピュア・コットン・マーク」と、綿50%以上用の「コットン・ブレンド・マーク」の2種類のマークがある。
 日本紡績協会では、最近、国内素材を海外で加工し国内に持ち帰るケースがあり、このような製品に同マークを添付することで、国産素材の差別 化を図ろうとしている。

●お問い合せ先:日本紡績協会(福枡) 電話06-6231-2665